先日、『点字毎日』編集部の方にお目にかかる機会があり、初めて点字の新聞を拝見させていただきました。
『点字毎日』は1922年(大正11年)に創刊された、日本でただ一つの週刊点字新聞です。
100年以上にわたり、社会の出来事や文化、暮らしの話題を、視覚に障がいのある方々に伝え続けてきました。
その歩みや内容は公式サイトで詳しく紹介されていますので、ぜひご覧いただければと思います。
当社はグラフィックデザインの会社として印刷物のデザインや編集に携わると同時に、音声コード「Uni-Voice(ユニボイス)」や、アプリで読み取れる「NaviLens(ナビレンス)」など、視覚以外の方法で情報を届ける仕組みにも取り組んでいます。
その意味で、点字新聞に込められた「自分の手で情報を得る」仕組みは、とても共感できるものでした。
方法は違っても、「情報を必要とする人に確実に届ける」という使命は同じです。
「見えること」が当たり前になっている私たちにとって、点字は「見えない世界に言葉を届ける」大切な手段であり、情報を共有するための普遍的なしくみなのだと思います。
当社もユニバーサルデザインの視点を持ちながら、これからも多様な人に届く表現を探っていきたいと思います。



