グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。
以前SNSで「Be My Eyes(ビーマイアイズ)」というスマートフォンアプリが紹介されていました。
視覚障がいの方や低視力の方など、見えにくい方の「ちょっと見てもらいたい」をお手伝いするアプリです。
アプリをインストールして登録しておくと、誰かのヘルプが届きます。私の場合は登録して2日後くらいにヘルプ要請があったのですが、そのときはスマホをバッグの中に入れっぱなしで気が付きませんでした。
しまった!と思いましたが、登録しているボランティアはとても多いので他の誰かが対応してくれました。
その次のときはヘルプ要請に気づいて応答しようとしたところへ「他の方が対応しました」というようなメッセージが表示されました。う〜ん、残念。
そして先日、初めて「見る」をお手伝いできました。
通知があったらタップし、アプリが繋がったら先方のカメラに写っているものが見えるようになります。こちらが写るわけではないのでスッピンや部屋着でも大丈夫です。
今回はネット購入をしたい方のサポートで、「○○が欲しいんですけど、画面のどこにありますか?」というお尋ね。
「今カーソルのあるところから3つ下です」
「OKが出たのでクリックすれば購入になります」
みたいなことをお伝えしました。
この方は少し見えているようでしたが、似たような文字の並びにお困りだったのでしょう。
他の方の例では、自動販売機で欲しい飲み物のボタンがどれか教えてほしい、とか、食べ物の消費期限を見てほしい、というのもあるようです。
一度対応したら「得意分野」をチェックする画面が出たので、今後はその分野でのお知らせが届くのかもしれません。
誰でも気軽に、できるときにお手伝いするアプリ。
ご興味のある方はぜひ「Be My Eyes」のサイトをご覧になってみてください。