出張インタビュー in 名古屋

 

広報誌に掲載する記事のインタビューのため名古屋に出張しました。

実は名古屋で下車するのは初めてです。もちろん新幹線で通過したことはありますが、下車することなく神戸や広島、岡山まで、ということばかり。取材先には名古屋で名鉄に乗り換えるのですが、不慣れだと乗り換えに10分以上かかるというネット情報もあり、少々不安な面持ちで当日を迎えました。

 

当日は東海道新幹線の始発駅 東京でなく、多少とも自宅から近い品川から乗車することにしました。

発車時刻は7時7分。朝が早いので朝食抜きで自宅を出て、駅弁でも購入して乗車しようと余裕を持って品川に到着しました。

ところが!

品川駅の駅弁屋さんの開店時間は7時。

東京駅は5時半から開いているお店もあるので同じくらいには開いているだろうと思ったの浅はかでした。

7時まで待っていたら乗車時間ギリギリ…。仕方ないのでコンビニでサンドイッチとコーヒーを購入してホームへ向かいました。

(早朝に駅弁買うなら東京駅、と出張メモに記入)

 

チケット予約時にはけっこう空いていた座席はほぼ満席。隣は空席のはず、と思っていたら先客ありでちょっとがっかりです。

前の席2列は友人グループなのか、朝から酒盛りが始まっていました。

 

熱海を過ぎたあたりからソワソワして窓の外を眺め、三島付近で富士山が見えると心の中で「やった!」
以前三島に住んでいたことがあり毎日富士山を眺めていました。そのときの富士山はこのあたりからの姿なのです。

 

 

奥に富士山が見えていてその手前には多数の住宅。さらに手前には田んぼが広がっている
三島市付近から見る富士山

 

三島市付近では特に車内アナウンスはありませんでしたが、もう少し進んで富士市の付近では「富士山が見えます」の車内アナウンス。

これが正統派の富士山なのか。

距離が近いせいか裾野まできれいに見える富士山です。煙突からの煙がいささか残念ですが。

 

きれいな裾野が見えている富士山、その手前には製紙工場と思われる建物があり煙突から煙が出ている。手前には田んぼが広がっている
富士市あたりから見る富士山

 

これを見たら一安心(何が?)

スマホをしまってちょっと目を瞑ったら「まもなく名古屋です」

はやっ!

買ってきたサンドイッチを慌てて食べて降りる支度。名古屋の新幹線ホームで同行するクライアントさんと合流し名鉄名古屋駅へ。建物から外に出るとめちゃめちゃ寒い!

 

名鉄名古屋駅のホームでは「急行」「準急」「各停」などによって並ぶ場所が決められていてそれぞれ色の違うテープで並ぶ位置が示されていました。これはわかりやすい。

都内の私鉄では急行だろうが各停だろうが並ぶ場所は同じことが多いので、急行の次の各停に乗るような時は、急行を見送ってから並ぶようになります。あるいはどの電車に乗る人も一緒くたに並んでいて、「これに乗る」という人だけ列から外れて乗り込む、というスタイルだと思います。

名古屋式だとどの電車に乗るために並んでいるのかが一目瞭然。これは都内でも取り入れていいんじゃないでしょうか。

 

肝心の取材そのものについてはここであまり触れることはできませんが、取材先の社長様はじめ従業員の皆様はとても気さくで明るく気持ちの良い方々でした。広報誌の読者の方々にも参考になるような取り組みを伺うことができたので、誌面で紹介していきたいと思います。

 

無事に取材が終わったところでクライアントさん方と名古屋駅に戻り軽くミーティング、後にランチとなりました。ランチは事前にX(エックス)で紹介いただいた「味噌煮込みうどん」。

オーダーすると最初に大きめのお皿にきゅうり、大根、白菜の漬物が。醤油をかけて食べてください、とのことなので醤油をかけてみると、味はしっかりあるもののとても色の薄い醤油。白醤油、というのでしょうか。

 

漬物をつまみつつ待つことしばし。小さな土鍋に入ったアツアツの味噌煮込みうどんが供されました。

フウフウ言いながら食べていたら、クライアントさんが「みんな、フタを受け皿にしてるっぽい」

周りを見ると確かにフタを受け皿のようにしてにしてうどんを食べています。なるほど!これで食べ頃の温度に調整するんですね。

1人用の土鍋に入った味噌煮込みうどん。月見のように割った卵やえびの天ぷらが入っている
アツアツの味噌煮込みうどん

 

名物の味噌煮込みうどんを食べた後は解散。それぞれ帰りの新幹線の時間までお土産など見ながら過ごします。

私はお土産も友人知人からオススメ情報を得ていたので、初名古屋にしては納得のいくラインナップのお土産を購入できました。

 

今回はSNSで繋がってる方々からいろいろと情報をいただきました。

「今度は当社に寄ってください」というご連絡もいただきました。

人と人との繋がりを大切にされていた取材先の皆さん、そして情報提供や連絡をくださった皆さん、ありがとうございました。

初名古屋の出張インタビューは、私自身にとっても実りあるものとなりました。