東京都港区六本木の【「見えにくい」を解決するデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
去る5月20日、21日に「MUDディレクター検定(旧MUD教育検定2級)」を受験し合格、2022年7月20日付で「MUDディレクター」の認定を受けました!
![「MUDディレクター検定」の通知](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=550x10000:format=png/path/sd81ba18543b9115d/image/i40cd9231f2cd337b/version/1658476587/mud%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%A4%9C%E5%AE%9A-%E3%81%AE%E9%80%9A%E7%9F%A5.png)
いやでも、そもそも「MUD」ってなに? と思われる方も多いかもしれません。MUDとはメディア・ユニバーサルデザインの略で、「さまざまな情報が高齢者・障がい者・色覚障がい者、外国人などにも、見やすく、伝わりやすくするための配慮手法」をいいます。
試験は「色覚編」「レイアウト編」に分かれていて、どちらも80点以上で合格。しかし当日のテストだけでなく試験後に課題の提出もあり、それも加点されます。試験よりむしろこちらの方が大変でした。
受験者の中に学校の先生がいらして、「生徒に色覚障がいの子がいる。その子にも他の子と同じように伝えたいから勉強しようと思った」とおっしゃっていました。MUDはデザイナーとか印刷会社の人が知っていればいい、ということではないんだと実感しました。
![「MUDディレクター検定」試験会場です。東京都中央区新富の全日本印刷工業組合連合会の建物内です。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=540x10000:format=jpg/path/sd81ba18543b9115d/image/i77236688dbfaf4b7/version/1658476556/mud%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%A4%9C%E5%AE%9A-%E8%A9%A6%E9%A8%93%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%81%99-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E6%96%B0%E5%AF%8C%E3%81%AE%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8D%B0%E5%88%B7%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%84%E5%90%88%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%BB%BA%E7%89%A9%E5%86%85%E3%81%A7%E3%81%99.jpg)
2022年7月20日現在のMUDディレクターは213名。MUDアドバイザーも5000名足らずです。決して多い数字ではありません。
少しでも多くの方にこの検定を、そしてMUDを知っていただきたい。
今後、当ブログで検定の様子などもお伝えしていきたいと思います。