色覚の異なる方にも見やすいグラフの作り方

当社はメディアユニバーサルデザインにも配慮しています。メディアユニバーサルデザインとは「色を区別しづらい方、疾患のある方、高齢の方…それぞれのハンディーキャップにかかわらず、すべての人に正しく情報が伝わるようにする」という考え方です。

キレイに色分けされたグラフも、色を区別しづらい方にとっては必ずしも見やすいものとは限りません。次の画像は見え方の違いの例です。



 

 

上段  通常の色覚の方の見え方

下段  「2型色覚」といわれる方の見え方をシミュレーションしたもの

    (色覚特性による見え方は人によって異なります)

 

①のように色の区別だけだと同じような色味に見えてしまいますが、②のように色の区切りを線(この図では白い線)を入れることで区別がつきやすくなります。さらに③のように柄を入れる(ハッチング)と、より区別がしやすくなると思います。

 

ちょっとした工夫で誰にでも見やすくすることが可能です。メディアユニバーサルデザインについてお考えの方は、お気軽にご相談ください。