適切なフォントサイズ

絵本や児童書、小説や学術書。それぞれ文字のサイズが違いますよね。

社史・年史、記念誌を制作する際はどんなフォントサイズがいいでしょうか。

 

フォントサイズとは文字の大きさのことです。
フォントは書体のことで、リュウミン、新ゴ、MS明朝など、さまざまな種類があります。フォントサイズの表し方にはポイント(pt)級(Q)があります。
文字のサイズを指定するとき、一般のPC環境やアプリケーションではptが使われています。でも印刷業界では主にQが使われてきました。1Qは0.25mm、つまり4Qで1mm。冊子や本などのサイズやマージンなどを考えながら文字組みをするにはQの方が計算しやすいのでしょうね。



 

  1pt = 0.3514mm


  1Q = 0.25mm



 

フォントサイズは、書籍や雑誌の本文は7~10pt、級でいうと10~14Qが標準とされています。でも対象読者によって適切なフォントサイズは異なります。本文が6pt(8Q程度)以下だととても読みづらいものになります。


・幼児                      17~23pt

・小学校の中・高学年   9~10pt(13~14Q程度)

・青壮年者                  7~8pt(10~12Q程度)

・高齢者                      9~10pt(13~14Q程度)

 

 

 同じポイント数(級数)でも、フォント(書体)によって大きさの見え方が異なる場合があります。

 

 

これらはいずれも40Qの文字です。書体や文字の太さによって大きさが違って見えますね。

企業のタイプや創業年数にもよりますが、社史・年史、記念史は、退職されたOBなどある程度年配の方も読者となるでしょう。

また10年後、20年後…にも読まれるものですから、制作時に若かった方も小さな文字が読みにくい年齢になってくることでしょう。そういったことも考えてフォントサイズを検討しておくことをおすすめします。