小さな会社のイルミネーション

この一年、そのお仕事を追いながらお話を伺っている農業法人の社長さんが地域活動のひとつとしてイルミネーションを開催しています。毎年12月中旬から年明け3日くらいまで、周囲が農地という場所でのイルミネーションはひときわ目を引きます。

 

 

4年ほど前から毎年少しずつ増やしてきたそうで、今年はだいぶ華やかになりました。

でもなぜイルミネーションを?そう問うと、

「この地域に何かを、人を寄せつける何かを作りたい。この地域の歴史を調べたりいろいろ考えけれど、最終的にイルミネーションにたどりついたんです。イルミネーションで村おこしみたいなことをやっていきたい」

 

本業があるにもかかわらず地域の活性化を図って始めたイルミネーション。法人としてではなく個人でやられています。

今は生産したレンコンを無人直売所に置き、その売り上げをイルミネーションの購入資金にあてているそう。つまりレンコンを買ってくれた人がイルミネーションの協力者になれるという仕組みになっています。そして少しずつ飾り付けを手伝ってくれる人も出てきているそうです。

 

これからの夢は?

「みんながそんなの無理だよって言うんだけどね…」と言いながら大きな夢を語ってくださいました。

そのお話は「小さな会社の物語」本誌に掲載いたします。

場所は茨城県つくば市田中。農地のためか住所がはっきりしませんが、暗くなってからつくば市田中の「西宮神社」を目指して行けばきっと分かります。

(点灯時間:17時〜21時くらい)