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広報委員になりました

 

この春、娘が高校生になりました。そしてお約束どおりPTAの委員決めが。親が子どもの学校生活に関わるなんて高校時代が最後だろう…と思い、広報委員をお引き受けしました。
中学のPTAでも広報委員をやらせていただきましたが、デザイン会社に発注することもなく親ができる範囲で制作しました。制作についての引き継ぎ事項はたいしてなく、毎年、一からやり方を模索するような感じでした。
今回は、制作の手順などがしっかり資料としてまとまっているうえ、外部のデザイナーさんも入っています。もちろん原稿手配やデザインイメージの作成は必要ですし、使いたい写真の指定はしなければなりません。それでも広報委員の人数も多く、自分で入稿データを作らなくて良いのは携わる保護者としては助かります。
そしてデザイナーさんができるだけ作業がしやすくなるためのノウハウも、先輩委員の方からしっかり伝授いただきました。日ごろデザインする側としてわかっていることでも、きちんと発注側の方が認識してくださっていると本当に助かります。

その一つは切り抜き写真のための撮影方法です。
高校生ともなるとイベントごとにそろいのTシャツを作ったりしますが、それを切り抜きで掲載するのであれば、次のようなことに気をつけて撮影します。
・Tシャツとは異なる色の、できれば無地を背景に。
・なるべく水平に、Tシャツの周囲に余白をとる。
・フラッシュを使用せず、なるべく明るい自然光で。

 

▲被写体であるTシャツとは異なる色を背景に、周囲に余白をとって撮影する

 

撮影した画像を提供してもらう場合は、学年やクラス名、あるいは部活動名など、掲載するときに区別しやすいファイル名にしてもらうと管理がしやすいです。

「広報委員になちゃった」というPTAの皆さん、あるいは企業のご担当者さま。ちょっとしたコツをつかんで負担を軽減しつつ、喜んでもらえる広報誌を作りましょう。